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小平V2、妻古閑美保から授かった“すっぴん助言”

[ 11月13日 8時36分 配信 ]

夫人の古閑美保と優勝杯に口づけする小平(撮影・丹羽敏通)
夫人の古閑美保と優勝杯に口づけする小平(撮影・丹羽敏通)

<男子ゴルフ:三井住友VISA太平洋マスターズ>◇最終日◇12日◇静岡・太平洋C御殿場C(7246ヤード、パー72)◇賞金総額2億円(優勝4000万円)

小平智(28=Admiral)が、3月に結婚した元賞金女王の古閑美保(35)と2人で優勝カップを掲げる夢をかなえた。3位から出て8バーディー、1ボギーの65で回り、通算18アンダーの270で自身初のシーズン2勝目、ツアー通算6勝目を逆転で飾った。今季獲得賞金は1億5000万円を突破してランクトップに浮上。史上初の「夫婦賞金王」、悲願のマスターズ出場へ1歩前進した。

カメラに囲まれた最愛の人を見つけると、小平は「やらせみたい」と笑いながら抱き合って喜んだ。10月に結婚後初Vを飾った時は不在。好ショット連発でバーディーを量産し「美保の前で勝てて本当にうれしい」と幸せいっぱいな夫を、妻も「今日のゴルフは圧巻でした」と祝福した。

「ゴルフのことを話すとケンカになる」(古閑)という2人。仕事で9日から会場を離れていた古閑が前日のホールアウト後に到着すると、小平から連絡が入った。「練習場に来て」「“ドスッピン”なんだけど(笑い)」「バンカーショットを教えてほしい」。コースの砂が軟らかく、ヘッドが刺さってしまうことに悩んでいた。「私は、もっと(フェースを)開いて打ってたよ」という助言を実践。17番パー3では右手前バンカーに入れたが、50センチに寄せて難なくパーセーブ。「美保に教わったのが、うまくいった」と、まさに夫婦で勝利をつかんだ。

日本ゴルフツアー機構によれば、世界ランク(WR)は62位から52位付近まで上昇する見込み。年末のWR50位以内によるオーガスタ行きが視野に入ってきた。「マスターズの切符を取って、賞金王になれたら一番うれしい」。あくまでマスターズ優先の姿勢を崩さないのは強い海外志向ゆえ、だけではないのかもしれない。両親が海外旅行に行ったことがないと知った学生時代、元レッスンプロだった父健一さんに「マスターズに連れていくから」と約束した。残り3試合、結果を残し続ければいい。史上初の「夫婦賞金王」となったあかつきには、両親への最高の恩返しも実現するはずだ。【亀山泰宏】

(提供:日刊スポーツ)

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