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福田苦節6年初栄冠、涙のスピーチ「信じられない」

[ 11月13日 8時38分 配信 ]

福田(右)は伊藤園のCMキャラクターを務める中谷美紀と優勝杯を持つ(撮影・柴田隆二)
福田(右)は伊藤園のCMキャラクターを務める中谷美紀と優勝杯を持つ(撮影・柴田隆二)

<女子ゴルフ:伊藤園レディース>◇最終日◇12日◇千葉・グレートアイランドC(6741ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)

プロ7年目の福田真未(25=えんホールディングス)がツアー初優勝を飾った。首位から出て3バーディー、3ボギーの72でまとめ、通算11アンダー205で逃げ切った。第1日から首位をキープし続けた完全V。シーズン大詰めで4年連続のシード権を確保した。賞金ランク1位の鈴木愛(23)は通算イーブンの27位にとどまり、賞金女王の行方は次週に持ち越された。

すべてに打ち勝った。12番でバーディー奪取した福田真は2位と6打差に広げた。独走ムードが漂う中、肉体に電流のような緊張と重圧が流れた。13~15番で3連続ボギー。通算23勝の2位アン・ソンジュ(韓国)に1打差まで迫られた16番からは「リズム良くクラブを振ることを心掛けた」。残り3ホールをパーセーブでしのいで逃げ切った。「まさか終盤でこんなに良いプレーができるとは。信じられない気持ち」。優勝スピーチでは、感極まってうれし涙を流した。

福岡・沖学園高時代に高校選手権連覇やナショナルチーム入りなど好成績を残した。「プロでも期待していた部分がありました」。ところが14年に2度の優勝争いに敗れた後、翌15年はショットイップスに陥った。「ずっと優勝できないのではないかと思った時もありました」。苦節6年での初栄冠。「長かったとは思わないです」と笑った。

勉強好きな双子の妹留未さんと対照的に活発な福田真は、父喜三郎さんに勧められたゴルフにまい進してきた。「これから2、3勝目と目指したい」。観戦した母信代さんの目の前で殻を破り、大きな1歩を踏みだした。【藤中栄二】

◆福田真未(ふくだ・まみ)1992年(平4)6月15日、福岡市生まれ。父喜三郎さんの勧めでゴルフを開始。沖学園中2年で日本ジュニア2位入賞。同高2、3年時に高校選手権夏季大会2連覇。同2年からナショナルチームへ。11年にプロテスト合格。14年にシード権奪取。家族は両親と姉、妹。168センチ、58キロ。

(提供:日刊スポーツ)

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