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世界の伝統あるゴルフ大会【全米プロゴルフ選手権】

言うまでもなく有名なゴルフのメジャー選手権である「全米プロゴルフ選手権」。1916年から続く長い歴史の中で起こった様々なエピソードと共に、こちらの大会をご紹介致します。

8月の陽光にさらされる、プロだけのメジャー大会

8月の陽光にさらされる、プロだけのメジャー大会

ゴルフ4大メジャー大会のひとつである全米プロゴルフ選手権は、毎年8月に開催場所を変えて全米プロゴルフ協会主催で行なわれる、シーズン最後の男子メジャーゴルフトーナメントです。

他の3大会と違ってプロゴルファーのみで競われ、その中でもワールドランキング上位者や米国での予選会通過者、前年度の各国ゴルフツアー成績優秀者が招待されます。ゴルフファンには、ジャック・ニクラスと青木功が火花を散らした1980年の「バルタスロールの死闘」が印象強いでしょう。

優勝者は、「ワナメーカー・トロフィー」と優勝賞金189万ドルを獲得。2016年の賞金総額は1,050万ドルで、プレーヤーズ選手権と共に史上最高の規模となりました。1970年までは優勝者にPGAツアー永久シードが、現在は5年間のPGAツアーシード権が与えられます。

コースに主だった特徴はありませんが、2016年は最終日のピン位置をファン投票で決定するなど、常に大会を盛り上げる試みがなされています。

2016年大会では、松山英樹が4位タイ

2016年大会では、松山英樹が4位タイ

全米プロゴルフ選手権の第1回大会は、1916年、ニューヨーク州のサイワノイ・カントリークラブで開催されました。

初代優勝者は、イギリス人のジム・バーンズ。生粋のアメリカ人が優勝したのは、ジーン・サラゼンが栄冠に輝いた1922年のことでした。この頃、ようやくアメリカゴルフのレベルがイギリスに追いついたと言えます。当初はマッチプレー形式でしたが、戦後の1958年大会からはストロークプレー形式に変更されました。

最多優勝記録は、ウォルター・ヘーゲンとジャック・ニクラスの5回。次いでタイガー・ウッズの4回、ジーン・サラゼンとサム・スニードの3回が続き、近年ではニック・プライスやビージェイ・シン、ローリー・マキロイらが2回、優勝しています。

2015年の第97回大会では、ジェイソン・デイが、メジャー史上最高20アンダーを樹立して完全優勝を達成。翌2016年の大会では、松山英樹がメジャー自己最高位の4位タイに入りました。

約5年間、暗がりにいたワナメーカー・トロフィー

約5年間、暗がりにいたワナメーカー・トロフィー

全米プロゴルフ選手権の優勝トロフィー「ワナメーカー・トロフィー」は、第1回大会の賞金とトロフィーを寄贈した実業家ロドマン・ワナメーカーにちなんで名付けられました。そのような由緒と共に愉快な逸話もあります。

1924年の優勝者ウォルター・ヘーゲンは、あるとき獲得したワナメーカー・トロフィーを紛失してしまいました。ところが、1927年まで4連覇を成し遂げたことで、この間のトロフィー返還をごまかしたそうです。

翌年、優勝できなかったヘーゲンから事実を打ち明けられ、全米プロゴルフ協会は慌てて新トロフィーをつくりました。ちなみに2年後、ヘーゲンの倉庫からトロフィーは無事に発見されたとのこと。

返還をきちんとするためにも、獲得した優勝トロフィーは失くさないよう気を付けたいものですね。

どさくさの出場権を活かし、優勝してしまった男

どさくさの出場権を活かし、優勝してしまった男

全米プロゴルフ選手権の過去大会では「バルタスロールの死闘」がポピュラーですが、他にも名試合があります。1991年にジョン・デーリーが優勝した第73回大会の優勝エピソードです。

今でこそ型破りゴルファーとして有名なデーリーですが、当時は無名で9番目の補欠選手でした。そんな彼に、思わぬチャンスが到来します。

大会前日の夜にニック・プライスが出場を辞退し、補欠選手たちも突然のことに出場をためらったため、デーリーにお鉢が回ってきたのです。そこで話を断らない大胆さが、またデーリーらしいところ。

アーカンソー州からインディアナ州まで夜も寝ないで車を飛ばし、会場に到着すると練習なしのぶっつけ本番で出場。

すると初日に69、以降も67、69、71という好スコアを上げ、トータル276という記録を叩き出して、そのまま優勝してしまいました。ダークホースが日の目を浴び、大いに人々の注目を集めることとなったのです。

「ゴルフは、何が起こるか分からない」という格言を思い起こさせる面白いエピソードですね。

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