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世界の伝統あるゴルフ大会【全米オープン】

世界中の強豪選手達が集うメジャー選手権「全米オープン」。高難易度のコースで繰り広げられる、プロ・アマを問わない熱戦が魅力のゴルフトーナメント大会です。

アメリカをゴルフ大国に押し上げた全米オープン選手権

アメリカをゴルフ大国に押し上げた全米オープン選手権

全米オープン選手権は、毎年6月中旬に開催されるメジャー選手権4大会のひとつ。全英オープンに次ぐ歴史を持ち、2016年で116回目を迎えます。

アメリカ国内だけでなく、日本やイギリスでも予選会が行なわれ、最終予選を通過した選手ならばプロ・アマ問わず出場資格を取得できます。「オープン」と名が付くのもこのためです。

ボビー・ジョーンズ(1902~1971)に代表されるように、プライドをかけて戦うアマ選手の活躍も本大会の醍醐味。アメリカに英国生まれのゴルフを普及させたとも言える大会が、この全米オープン選手権です。

優勝選手には、「ジャック・ニクラス・メダル」とトロフィーがUSGA会長から授与されます。このトロフィーの台座には、歴代優勝者の名前が刻印されます。2016年の大会では、優勝者には180万ドルが贈られ、5年間の米国男子ゴルフツアーシード権も与えられました。

「最強」の称号を得るためにひたすら耐え忍ぶ72ホール

「最強」の称号を得るためにひたすら耐え忍ぶ72ホール

全米オープンの最たる特徴は、他の男子プロゴルフトーナメントより高難易度にセッティングされたコース。

固く引き締まったフェアウェイやグリーンは、ボールをすぐに深いラフへといざない、至る所に設けられたバンカーは、わずかなミスショットも見逃しません。オーバーパーで優勝するケースも珍しくなく、2006年、2007年の優勝スコアは5オーバーでした。

これほど厳しくセッティングする訳は、「パー」に対する全米オープンならではのこだわりがあるからでしょう。開催地は5年以上前に決定され、そこからセッティングが始まりますが、作業は「イーブンパーでの優勝」を想定して行なわれます。つまり、ほとんどの選手をオーバーパーにさせるための仕掛けが随所に施される訳です。

時には仕掛けが過ぎて、選手からクレームを付けられることもあります。2015年の大会では、チェンバーズベイのコースに対して、大物OBやトッププロから非難が続出しました。

とは言え、ひたすら堅実にパーを狙った者が勝利をつかむ本大会を、楽しみにするファンが多いのも事実。他の男子プロゴルフトーナメントでは颯爽とバーディーを奪う選手が、脂汗をにじませながら戦う姿は滅多に見られるものではありません。

その結果、勝ち抜いた選手には「最強」の称号が贈られます。歴代優勝者にも、4度で最多のウィリー・アンダーソン(1879~1910)、ボビー・ジョーンズ、ベン・ホーガン、ジャック・ニクラス、3度のヘール・アウィン、タイガー・ウッズなど、そうそうたるネームが並んでいます。

今もなお語り継がれている第29回大会での1打

今もなお語り継がれている第29回大会での1打

本大会でトロフィーを掲げたアマチュア選手は5人います。しかし、5人目の選手が優勝したのは1933年。以降はずっとプロ選手が貫禄を見せ続けています。

それでもなお、アマチュア選手の活躍が期待されるのは、「球聖」ボビー・ジョーンズのおかげでしょう。彼は、アマチュアでありながらグランドスラムを達成した程の名プレイヤー。4度も制覇した本大会では、「球聖」と称されるゆえんともなったエピソードがあります。

それは1925年の第29回大会。初日の11番ホールで、「アドレスの際にボールが動いた」と、ジョーンズは自己申告します。同伴プレイヤーが「誰も見ていなかった」と進言するも、自ら1打罰を課したジョーンズ。

本大会で見せたそのフェアプレー精神は、現在もすべてのゴルファーが目指すべきものとして賞賛されています。

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