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ゴルフの歴史編ゴルフ四方山話編レコード編

ゴルフ四方山話編

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ヘッドカバーを発明したのは、海外駐在中の日本人サラリーマン。

いまでこそお洒落な専用ヘッドカバーが付いているドライバーやフェアウェイウッドですが、昔は毛糸を編み込んで作られたタイプがほとんどでした。 ちょっと年輩のゴルファーの方には、あの靴下のようなヘッドカバーを使っていた人も多いことと思います。 そしてその毛糸製ヘッドカバーのルーツは、なんと日本人ゴルファーにあり。 その生みの親は、ロンドンに駐在していた日本のサラリーマンでした。 彼は日本の友人にパーシモンのドライバーを送って欲しいと頼まれ、それを送る際、ヘッドに傷がつかないよう、丁寧に毛糸のカバーをつけて船便で発送。 それが重宝され、後に商品化されたそうなのです。

 

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練習場のヤード表示は、実測よりもちょっと短めがスタンダードである!?

最近でこそ公認球(コースボール)を使用する練習場が増えてきましたが、コストの関係もあって、昔から練習場では耐久性の高いワンピースボールを使うのが常識とされてきました。 ところが、ワンピースボールは性能重視ではないため、飛距離性能がどうしても落ちてしまうもの。 そこで、ワンピースボールを使用している練習場では、ボールが飛ばないぶんだけヤード表示を短く設定しているところが少なくありません。 どれぐらい短くなっているかはボールの性能にもよるため一概には言えませんが、およそ10%〜20%程度なんだとか。 気になる人は自分が行く練習場に問合せてみるといいですね。

 

 

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短パンにハイソックスというダサい取り決めをしたのは……。

夏場のエチケットとして、いまだに「短パンを着用する者はハイソックスを履くべし!!」という日本独特のドレスコードがあります。 でも、世界中を見渡しても、プレー中のドレスコードについて言及している国などないばかりか、ましてや「短パンにハイソックス」というダサい出で立ちを強要している国はありません。 日本で最初にこのドレスコードを決めたのは、とある県の支配人会だったと言われています。 彼らはとんでもない取り決めをしたうえに、そのダサい出で立ちを「理想の服装」として図解して配布。瞬く間におかしな慣習が日本のゴルフに浸透してしまったんだとか。 どの県の支配人の方がお決めになられたか、そこには箝口令がひかれているようで事実は明らかにされません。 ただ、誰が決めたにせよ、間違ったことを野放しにしてはダメですよね。日本ゴルフ協会も「短パンにはショートソックスのほうがお洒落です」ぐらい言ってくれてもいいと思いません?

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内閣総理大臣にも臆することなくエチケットを説いた名門コース理事長。

これは日本国憲法の制定にも深く関わった人物にして厳格なゴルファー、そして超名門・軽井沢ゴルフ倶楽部の理事長でもあった白州次郎という人物の逸話です。 ある日のこと、白州氏は当時の内閣総理大臣・田中角栄氏が腰にタオルをぶら下げてプレーしている姿を発見。 角栄氏に「ここは野良仕事の場ではない。そんな出で立ちでは皆が不快な思いをするから会員をやめてもらう」と叱責したそうです。 白州氏は日本のゴルフ界でルールの権威と呼ばれたほどの人物。権力に屈しない姿勢を貫く人だったんですね。 あわてた田中角栄氏は平謝りだったとか。 この後、白州氏は護衛を連れてプレーしようとした中曽根首相にもお説教したそうですよ。

 
 

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ゴルフ場レストランの席にも上座と下座がちゃんとある。

クラブハウスのレストランでのマナー雑学をひとつ。 ふだん何気なく利用しているレストランですが、じつは上座と下座があるって知ってました? たいていのゴルフ場の場合、レストランから外の景色が眺められるように、コース側がガラス張りになっているケースがほとんど。 つまり、この景色が見える側が上座。コース側に背を向けて座る側が下座なんです。 もちろん、気の置けない友人とのプライベートゴルフなら気にしなくてもいいのですが、自分が目上の人を自然に敬う気持ちを持って、そのように立ち居振る舞うことができれば、それはそれでスマート。無理に意識することではありません。 ただし、こと接待やお付き合いとなると、けっこうウルサイおじさまも多いので、覚えておくといいかも知れませんね。

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ちょっと前まで、悪天候のラウンドでプレーヤーは荒天手当を支払っていた。

雨降りのラウンドは大変。もちろん、キャディさんも大変。 でも、同じように苦労をしているのに、なぜかプレーヤーだけがキャディフィーに上乗せして「荒天手当」を支払うなんて考えられませんよね? ホントから言ったら「雨の中ご来場ありがとうございます」って感じで、逆に割引して欲しいぐらい…。 でも、このとんでもない慣習はつい最近まで行なわれていた事実なんです。 しかも、傘を借りれば傘代をまた別に取られ、大型のキャディバッグを持っていけば重量オーバーで追加料金を取られ…まさにゴルフがお金持ちのスポーツだった頃のお話ですが。 いまの若い世代のゴルファーには理解できませんよね…。

 
 

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ゴルフカートが左ハンドルなのは、アメリカ生まれだからである。

ゴルフは紳士のスポーツと言いますが、1ラウンドで消耗する体力は結構なもの。公式競技以外ではゴルフカートの恩恵を受けているゴルファーも少なくないでしょう。ところでこのゴルフカートがなぜ左ハンドルなのか、疑問を感じたことはありませんか? ゴルフカートを製作しているメーカーのひとつ、ヤマハ発動機さんに聞いてみたところ、それはゴルフカート(ちなみにヤマハ発動機ではゴルフカーと呼ぶそうです)が最初に開発されたのがアメリカだから…とのこと。 国内で生産して販売するにあたり、右ハンドル仕様も検討したそうですが、すでに輸入されていた左ハンドルのカートに多くのゴルファーが慣れていたため、そのままの形を残したそうです。 また右ハンドルの場合、タイヤハウスの張り出しによってアクセルペダルが中央に寄りすぎ、操作性が悪くなることも要因のひとつだとか。構造上の問題もあったんですね。 さらに、ゴルフコースには信号機がないため、左ハンドルによる見通しの低下がないというのも理由のひとつだそうです。

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ゴルフ場の諸経費は、もともと利用税の節税対策として作られたものである。

ゴルフ場に支払う料金に何気なく!?含まれている諸経費。 このなかには従業員の福利厚生費、水道光熱費、カートなど備品の償却費などが入っていることをご存知? 本来ならグリーンフィーに含まれるべき経費なのに…。 その諸経費の背景にあるのがゴルフ場利用税。1950年代半ばからグリーンフィーに対して一定税率がかけられたことに起因しているのです。 つまり、ゴルフ場にとっては他の名目を増やし、グリーンフィーを下げることで節税できたというワケ。 でも、1974年から一人いくらの定額課税に変わって、この策も意味をなくしたハズ…にも関わらず、いまだに取られるのはナゼなんでしょう?

 
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