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ゴルフルールケーススタディ

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スルーザグリーン編

ケーススタディ1
ひとつのホールでのプレー中、新しい球に交換した。

ペナルティが科せられます 2打罰
【規則5-3】

「同伴競技者と同じ球を使っていることに気付いた」「なんとなく飛び方がおかしい球だから」といった理由で、ひとつのホールでプレーをしている最中に使用中の球を交換することはルール上認められていません。インプレーの球を交換できるのは、傷がついてしまった時など、球がプレーに適さない状態になった場合だけです。

さらに、交換する際には必ず同伴競技者の確認が必要となり、それを怠って球を交換すると2打罰となります。もちろん、ホールをホールアウトすれば球の交換は自由です。

ちなみに、雨の翌日のラウンドで球が泥まみれの時に、自分の球かどうかを確認するために球を拭くことはできますが、必要以上に泥を拭うと1打罰となってしまいます【規則21】。球の交換や手入れは、ホールとホールの間に行なうようにしましょう。

 
 

ケーススタディ2
打った球が自分の体に当たってしまった。

ペナルティが科せられます 2打罰
【規則19-2b】

林の中からのショットやバンカーショットの際に、プレーヤーの打った球が跳ね返り、自分の体に当たってしまうことが希にあります。プレーヤー自身やそのキャディ、またはそれらの携帯品に球が当たってしまった場合、2打罰となり球が止まったところから次のストロークを行わなければなりません。もし、球がウェアのポケットや携帯品(※1)の中に入ってしまった場合には、そこからドロップしなければなりません。

また、プレーヤーの打った球が同伴競技者に当たってしまった場合は、球の止まったところから罰則なしで次のストロークを行ないます【規則19-1】。それでも、罰則がないとはいえ加速のついた球は非常に危険なので、ケガをさせてしまわないよう、ショットの際は周囲に細心の注意を払うようにしましょう。


※1 「携帯品」・・・プレーヤーによって(プレーヤーのために)使われたり、身につけられたり持ち運ばれている全てのもの
(プレー中のホールでプレーしている球は除く)

ケーススタディ3
プレー中に誤って球を蹴とばしてしまった。

ペナルティが科せられます 1打罰
【規則18-2】

ブッシュの中や深いラフに入ってしまった球を探している時に、誤って自分の球を蹴ってしまうことはよくありますが、プレーヤーの球がインプレーの状態にある場合、自分自身やそのキャディが球を動かしてしまうと1打の罰を受け、動かされた球は元の位置へリプレース(※1)しなければなりません。蹴ってしまうこと以外でも、強い風で被っていた帽子が飛ばされたり、タオルを落としたりといった理由で球が動いてしまった場合にも同様に1打罰が課せられます。

また、自分自身のキャディが同伴競技者の球を動かしてしまった場合には、同伴競技者の球は元の位置にリプレースすることができます。


※1 「リプレース」・・・もとあった場所に球を置くこと
 
 

ケーススタディ4
素振りでクラブが木に触れて、枝を折ってしまった。

ペナルティが科せられます 2打罰
【規則13-2】

スイングする際にクラブが木の枝に当たり折ってしまうことがありますが、スイングを途中で止めてしまうと2打の罰則が課せられてしまいます。

ルール上、プレーヤーは成長物や固定物などがスイングする以前の状態のままで球を打たなければなりませんが、この場合はスイングする区域を意図的に改善したと見なされるため罰則となります。素振りの場合もスイング区域の改善という同様の理由から2打罰となります。

ただし、ストロークする時にバックスイングで偶然にも枝を折ってしまった場合でも、そのままスイングを続ければ問題ありません。

ケーススタディ5
修理地内にある球を打ってしまった。

問題ありません
【規則25】

ゴルフコースには青杭または白線で囲まれた修理地があります。この修理地は、本来プレーに適さない区域であるため、ここに球が止まった場合は救済を受け、ニアレスポイント(※1)にドロップして罰則なしで次打を打つことができます。

ただし、修理地内であることに気付かなかったり、救済を受けたくないという理由でそのまま打ってもペナルティを取られることはありません。それでもルール上で救済措置が認められている上、コースの保護という観点からもあまり好ましい行為とは言えません。

また、大会規定やローカルルールで修理地からプレー禁止となっている場合は、罰則を課せられることがあるので事前に確認するよう心掛けましょう。


※1 「ニアレスポイント」・・・ピンと球を結んだ距離と、できるだけ同じ距離でしかもその区域を避けた地点を言う
 
 

ケーススタディ6
ドロップした球が足に当たってしまった。

問題ありません
【規則20-2a】

ドロップした球は、地面に落ちて停止して初めてインプレーとなります。もし、ドロップした球がプレーヤーの足に当たってしまったら、まだインプレーとはなっておらず、罰則なしでもう一度ドロップし直さなければなりません。再ドロップせずに球を打ってしまった場合には2打罰となります。

また、ドロップした球がインプレーとなるのは、最初に地面に落ちた地点から2クラブレングス以内に停止し、ニアレスポイントよりホールに近づかない場合であり、傾斜地などでドロップした球がコロコロと数メートルも転がっていってしまった場合にも再ドロップする必要があります。これを行なわずに球を打ってしまうと、誤所からのプレーとなり2打罰を受けてしまいます【規則20-7】。

ケーススタディ7
初球が難しいライで見つかったが、より打ちやすい暫定球を選択しプレーした。

ペナルティが科せられます 2打罰
【規則20-7】

どんな状況であれ初球が見つかった場合には、プレーヤーが勝手な判断で紛失球(※1)とすることはできず、あくまでも初球でプレーを続けなければなりません。見つかった初球を放棄し、プレーヤーが暫定球をストロークした場合は、誤所からのプレーとなり2打罰を受けます。

また、初球がなかなか見つからず、やむなく「ロストボールにする」と宣言した直後に球が見つかった場合は、球を探す規定時間の5分間以内であればインプレーとしてプレーできますが、新たにドロップして打ってしまった後で見つかった球はロストボールとして処理するしかありません。


※1 「紛失球(ロストボール)」・・・プレーヤーまたはそのキャディが球を探してから5分以内に球が見つからないか、プレーヤーが自分の球と確認できない時、プレーヤーが取り替えられた球をストロークした時(一部略)
 

ケーススタディ8
フェアウェイで誤って、同伴競技者の球を打ってしまった。

ペナルティが科せられます 2打罰
【規則15-3b】

同伴競技者の球を間違って打ってしまうと、2打罰を受け改めて正規の球をプレーしなければなりません。この場合2打罰となりますが、誤球のストロークはカウントされないので、誤球が3打目で起こった場合、2打罰を加え次打は第5打となります。

またハザート内では誤球をストロークしても罰則は適用されません。誤って球を打ったプレーヤーは、球を元の位置に戻して無罰でプレーをすることができ、元の位置が分からない場合にはドロップします。

なお、誤球を犯してしまった時には、次のティーグラウンドでストロークを行なう前(最終ホールではグリーンを離れる前)に誤りを訂正しないと競技失格となります。

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