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プロとして“大人”になった瞬間
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イメージ写真2002年は久保谷健一にとって記念すべき年でした。30才になったばかりの久保谷にお祝いの言葉をかけると「僕はまだプロとして大人になりきれていません」との答えが返ってきました。また、話の中では「僕は人と争うのが好きではないのでプレーオフは嫌いです」とも。しかしこの年の久保谷は「日本プロ」と翌週の「マンシングKSBカップ」を連覇、それも2試合ともプレーオフによるものだったのです。

奈良県のKOMACCで行なわれた「日本プロ」では、先にホールアウトした片山晋呉が通算9アンダーでトップに立っていましたが、久保谷は17番のロングホールでバーディーを奪い片山に並び、プレーオフに突入。17番ホールを使ってのプレーオフ2巡目、第3打をバンカーからピンそば50センチにつけた久保谷が初優勝を決めました。そして翌週に香川県の鮎滝CCで開催された「マンシングKSB」では、トッド・ハミルトンと福澤義光の2人が11アンダーで並び首位を維持。最終組の久保谷は2人に追いつくためには18番ロングホールでイーグルを奪うしかありませんでしたが、久保谷の第2打はピンから2メートル5センチに2オン。ギャラリーが固唾を飲んで見守る中、久保谷のパットは見事にカップインしイーグルを決めたのです。3人のプレーオフは勢いに乗る久保谷が難なく征し、2週連続チャンピオンに輝きました。久保谷が大人になった瞬間でした。

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