Aramoto Kaneyori 1979年12月17日生まれ 血液型/O型 富山県婦中町在住
平井プロとは自他共に認める大学時代からのライバル。大学時代は2000年、2001年の中部学生ランキング1位に君臨した実力派でもある。プロ宣言は2002年。以来、チャレンジ競技、レギュラーツアーなどに挑戦。2004年シーズンはレギュラーツアー4試合に出場した。
Hirai Nobuhiro 1979年6月19日生まれ 血液型/B型 愛知県小牧市在住
2002年にプロ宣言。2003年にPGAプロ資格を取得し、2004年のJGTOクォリファイイングトーナメント(QT)で28位フィニッシュ。2004年シーズンと同様、2005年シーズンのレギュラーツアー(前半)出場権を獲得した。
ディボットにもいろいろありますよね。芝が削り取られたままの状態なのか、目土で補修されているのか、ボールがディボットのどのあたりにあるかによっても対処法が違ってきます。目土で補修された状態であれば、特に気にせず、手前をダフらないようにトップ気味のボールを打つようにします。クラブを1インチほど短めに持ち、ボールの左側(飛球線側)を見ながらソールせずにアドレス。スイングそのものは大きく意識を変えませんが、インパクトで頭を右に残す打ち方ではなく、顔を早めに上げるルックアップがいいでしょう。ボールの左側を見ることで、自然とバックスイングがコンパクトになり、ヘッドがスィープに入ってダフリにくくなりますよ。 また、芝が削り取られた状態であっても、ボールがディボットの前方(写真上)にあるなら、それも同じ意識でいいと思います。一番やっかいなのはボールがディボットの後方(写真下)にあり、ヘッドを入れるスペースがない状態。9番、PWなどのショートアイアンならある程度打ち込むイメージで対処できますが、それ以上の番手は次のショットを考えて無理をしないこと。僕たちプロでも同じです。レイアップするつもりで、とにかく脱出を最優先に考えましょう。
洋芝のフェアウェイではボールが沈みがち。状況にもよりますが、沈み度合いがキツイ場合は、ややアウトサイドインのカット軌道で上から下へクラブヘッドを運ぶイメージで打ちます。球筋としてはフェードになりますね。無理にボールを上げようとすると、ヘッドが芝を噛みやすいインサイドアウトの軌道になり、手前をダフるミスにつながるでしょう。アウトサイドインのカット打ちは、フェースローテーションが必要なく、一番簡単なスイングなんですよね。
その人の打ち方や持ち球によっても異なるので、傾斜地からのショットで「必ず結果がこうなる」とは一概に言えません。例えば、つま先上がりのライは左に行きやすいと言われますが、それもマチマチ。傾斜なりにスタンスを取るという前提なら一応の傾向はありますが、どんなライでもアドレス時の重心はカラダの中心。そのような意識があれば、極端な傾斜でないかぎり球筋は大きく変化しません。つまり、どんな傾斜地でも重心を真ん中に持っていくということは、傾斜に逆らって立つということ。そのときのアドレスで作ったヒザの角度だけ変わらないように気をつければ、大きなミスは防げると思います。
写真のようにボールのすぐ後ろ側がラフになっている場合は、ラフのなかにボールがあるのと同じ状態という意識を持ちます。ようするに無理にボールだけをクリーンに打とうとせず、ラフから打つのと同じように手前の芝ごと振り抜く意識で打ちます。ショートアイアンのフルショットならフライヤーに気をつけて番手を選んで下さいね。
ボールが沈んでいる順目のライならさほど神経質になることはありません。ただ、順目の芝の上にボールがちょこんと浮いている状態だと「ダルマ落とし」のようにボールの下をヘッドが抜けてしまいます。意識としては、ヘッドの上下動を少なく、ボールの後ろからヘッドをスィープに滑らす感じですね。また順目の状態のフルショットでは、ヘッドが芝の上を滑って加速することもあり、思っている以上に飛びすぎることもあるので番手選びは慎重に!!
ヘッドスピードの速い人だとフライヤーになりやすい状態ですね。フライヤーとは、インパクトの瞬間フェースとボールの間に芝が入り込み、バックスピン量が減って飛びすぎてしまうこと。でも、大半のアマチュアの方はまったく逆の現象も考えられます。ボールを浮かせる揚力=バックスピンが減ることで、ボールが失速。番手通りの距離が出せません。長いクラブになるほど難しいので、深いラフ(特に逆目の場合)は距離を欲張らず、持っても7番アイアンぐらいまでと考えるのがいいでしょう。
芝が枯れている冬場はそんなに難しくないのですが、やはり逆目のアプローチではザックリが怖いですね。逆目の芝にくわれてヘッドが抜けなくなるためです。打ち方としては、バンカーショットの要領と同じで、フェースを開き、ウェッジのバンスを使ってヘッドが必要以上に芝の中に潜らないようにして下さい。また、インパクトを作るのではなく、スイング中はクラブを一定のスピード(ゆっくりめ)で動かすこともポイント。但し、芝の抵抗に負けないよう、グリッププレッシャーは特に左手を少し強めに握ります。
なるべくカラダを垂直にして、足を閉じてセットアップ。ボールは右足寄りに置きます。ボールを真ん中、あるいは左足寄りに置いてしまうと手前をダフりやすくなってしまいますよね。スイング中はボールを上げようとして右肩が落ちないように注意。まっすぐ引いてまっすぐ斜面に向かって振る感じ。ボールを上げる作業はクラブのロフトが補ってくれます。サンドウェッジやアプローチウェッジなら、この打ち方でロフトなりの高いボールが打てますよ。
この状態になると、もうボールを打つというよりヘッドをボールに当てる感じですね。体重を左足に乗せ、ボールは右足寄りにセット。構えをハンドファーストにして、極端に言えばグリップ位置を変えないで手首のコックだけでクラブを上げて下ろすように打ちます。傾斜なりに振る、という対処法もありますが、クラブやカラダの動きが大きくなるほどミスの可能性も高くなるので、なるべくシンプルに打つことを心がけたほうがいいでしょう。
芝のないベアグラウンド(裸地)からのチップショットでは、ボールの手前に落ちたヘッドが地面に潜ってザックリ。あるいはそれを嫌ってトップするかのどちらかでしょう。グリーンエッジなどからピンを狙う短いピッチショットの場合は、パターのストロークのような打ち方が無難。ランニングアプローチと似ていますが、ここでは少しアップライトに構え、手首の高さを変えずにテークバック&フォローを取ります。ただ、そのときにスイングが速いほど強く打ち出してしまうので、ストロークのスピードもパッティングと同じように、距離に応じてスピードを変化させるつもりで打ちましょう。また、このように絶対にダフリたくない状況では、左手小指だけを赤くなるぐらいギュッと握ってグリップ。そうすることでヘッドが浮きやすく、手首も余分な動きをしなくなるので、トップ気味のボールが打ちやすくなります。