ホームゴルフギアレビューゴルフギアレポート 第3回 ゴルフギアレポート ジャパンゴルフフェア2006 vol.1

ゴルフギアレポート ジャパンゴルフフェア2006 vol.1

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アジア最大のゴルフ用品ショー「2006ジャパンゴルフフェア」は、過去最大の出展社を数え、盛況のうちに閉幕した。だが、ここ数年、ゴルフフェアのあり方が大きなターニングポイントを迎えている。それは、ゴルフ用品メーカー各社の新製品発表、及び発売時期が年々早まっているためだ。

ジャパンゴルフフェアへ向かう人々

ジャパンゴルフフェアへ向かう人々

今シーズンを見ても、ほとんどの大手メーカーは昨年中に新製品発表会を済ませ、1月後半には多くの商品が店頭に並びはじめた。当然のことながら、メーカーと小売店との商談も昨年中には終わっており、業界合同見本市としてのゴルフフェアの存在意義は薄れている。そこで、ゴルフフェア実行委員会では、試打ブースを増やしたり、日曜日を開催期間に組み込んだり、有名プロを招いたり、ユーザー向けイベントとしての色彩を強めているが、肝心の商品に目新しさが欠けるという指摘も多い。

それでは、見るべきものがなかったかというとそうでもない。中には、ゴルフフェアにタイミングを合わせて主要モデルを発表したり、次期モデルを参考出品したりする大手メーカーもあったし、独自で展示発表会を開けない中小メーカーにとって、ゴルフフェアが新製品のお披露目の場であることは変わりないからだ。



プロも驚いた2006ニュークラブの実力


■星野英正を驚かせたXXIOアイアンの飛距離 ゼクシオ

スリクソン505シリーズを使い始めた昨年、自己最高の賞金ランキング12位でシーズンを終えた星野英正だが、最近は3代目のオールニュー・ゼクシオが気になる様子。その理由を教えてくれた。

星野英正プロの写真

星野英正プロ

星野

「最近よく女子の選手が男子トーナメントに出場していますが、飛距離の差があるのでかなり厳しいと思います。でも、昨年、フェニックスチャレンジという試合で、2回戦で横峯さくらちゃんと対戦したときのことです。そのとき彼女は新しいゼクシオのアイアンを使っていました。

ショートホールに来て、ぼくが8番アイアンでグリーンに乗せた後、彼女はピンサイドぴったりに寄せたんですよ。女子は飛ばないだろうと思っていたので、『さくらちゃん今、何番で打ったの? 6番くらい?』って聞いたら、彼女は『いやいや、8番です』って言うんですよ。びっくりしましたね。

さくらちゃんも女子では飛ぶ方なんですが、僕と同じ番手なんですよ。そのときにゼクシオって飛ぶんだなと思いましたね。」

 

 

 

 

 



■宮里聖志のイメージを変えたX-DRIVE435 ブリヂストン

小さめのヘッドを好んで使っていた宮里聖志が初めて手にした400cm3超ドライバーが、ブリヂストンのツアーステージXドライブ435。使って初めて分かった意外な事実とは。

宮里

「大きいヘッドが苦手で、前の360で、自分としては一杯一杯だったんですけど、今度のXドライブ435は試しに打ってみたら球の飛びがすごくよかったんです。それだけで今まで持っていたデカヘッドのイメージが吹き飛びました。僕はスピンが多く球が吹けちゃうタイプだけど、球がもぐっていく感じですごくよかった。早く自分のを作ってほしいってその場でお願いしたくらいです。多少大きく感じますが、クラブがその分短く見え、シャフトを伸ばすことができるので、さらに飛びます。」

72GOLF

 

新しくなったボール、ニューX-01のフィーリングについても聞いてみた。

宮里

 

「新しいX-01は打感がやわらかくて、アプローチのフィーリングがすごくいいんです。やわらかいと飛ばないんじゃないかと思うけど、飛距離は変わりません。ブリヂストンがよくやってくれたという感じです。」

宮里聖志プロの写真

宮里聖志プロ


■藤田寛之が開発初期から携わったインプレスX ヤマハ

新潟の工場まで日帰りしたり、職人さんが遠征先のホテルまで来て、その場で削ってもらったりと、藤田寛之が開発の初期段階から関わったヤマハ・インプレスX。市販のヘッドのままトーナメントで使えるほど、飛びと顔には自信があると断言する。

藤田寛之プロの写真

藤田寛之プロ

藤田

「秋頃は自分の調子が悪くて分かりませんでしたが、オフに入ってから非常に飛んでます。

飛ばし屋の宮本勝昌をハーフで4回もオーバードライブしましたから。インプレスXドライバーは、フェースの裏側のリブのおかげで、フェースが2つあるような効果が得られ、スイートエリアが4倍に広がっています。フェースのいろんなところで打っている人がいますが、これなら心配いりません。いつものコースに行って打ってみると、ヒールに当たってもここまで飛んでいるとか実感することができます。同じ当たりだったら間違いなく飛ぶと保証できます。

また、ダブルキックシャフトはヘッドスピードが2m/s上がるというデータがあります。僕にとっては100点満点をあげられるドライバーで、これで曲がったら自分のスイングが悪いと思わなきゃしょうがない。」



■矢野東に初優勝を呼んだドライバー プロギア

ABCチャンピオンシップで10位に入り、翌週のアサヒ緑健よみうりメモリアルでついにツアー初優勝を実現。
新しいドライバー、プロギア・T3ブラックの効果はすぐに現れた。

矢野東

「ドライバーの飛距離を実感しました。ギアひとつでこんなに飛ぶのかなって。春先には、自分では軽く振っているつもりだったのに、内藤コーチからはもっと力を抜けと言われました。

逆にドライバーを換えてからは、振り回しているような気がしてたけど、コーチには振れてるからそれでいいと言われました。PRGRでは、グリップスピードを測ってシャフトを選べるようになったので、リストターンのタイミングにシャフトのしなりのタイミングが合うようになったのです。

自分でスイングを調整しないで気持ちよく振れるし、気持ちいいからもっと速く振れるんですね。フェースローテーションも適正なタイミングになって曲がらないから余計に飛んでいるようです。

自分は感覚派なので、いろんなシャフトを入れてもらっても細かいことは分からない。でも、これはすごいと思いました。」

矢野東プロの写真

矢野東プロ


■福嶋晃子、迷わず決めた新しいパートナー マルマン

アマチュア時代、そしてプロデビューから3年間使っていたマルマンに、チーフテクニカルオフィサーとして戻ってきた福嶋晃子。

福嶋プロの写真

福嶋プロ

福嶋

「やっぱりなじむのが早いですね。新しいクラブは時間がかかってしまうものですが、今回は時間が余るくらい早く出来上がりました。

アイアンは一番最初に持ってきてもらったのがぴったり合いましたし、ドライバーも10本くらいで決まりました。バランスシャフト付のエクシムナノエクストラインパクトです。持った時のフィーリングがいいし、曲げたいときに曲げられるクラブです。私の飛距離が戻ってきた感じで、とりあえず戦えるクラブができました。

あとは試合をしながら微調整し、勝てるクラブに仕上げていきたいと思います。普通に打っても人より飛ぶと思うし、今季はリラックスしてプレーしたいです。」



■飯島茜が小さな体で飛ばす秘密 キャロウェイゴルフ

女子ツアーに新しいヒロインが誕生した。近未来通信クイーンズで初優勝したプロ2年目の飯島茜。155センチの華奢な身体で飛ばせる秘密はキャロウェイX-18CFドライバーにあった。

飯島

「キャロウェイのクラブはとにかくやさしい。いつもミスがミスにならないのを実感しています。去年までは高反発のX-18を使っていましたが、女子ツアーでも今年から高反発が禁止になったので、X-18CFに替えました。CFに替えてからさらに飛距離が10ヤード伸びたので、反発はあんまり関係ないのかなと思ってます。

キャロウェイのテストセンターに行って、弾道とか自分にとって飛ぶ条件があることがよく分かりました。今度出るERCVも打ちましたが、今すぐ変えたいくらい、曲がらずに飛んだのでよかったです。ERCホットボールもいいですね。

私の中で一番のお気に入りは、ルミナスホワイトです。カバーにパール材が入っていてきらきら光るんですよ。ERCボールよりもかなり飛んで、打ちやすいです。ソフトな打感でフェースに乗って飛んで行く感じです。私には飛びすぎちゃって、セカンドの番手が狂っちゃうので試合では使えませんが。」

飯島茜プロの写真

飯島茜プロ

 
 
 藤田寛之のワンポイントアドバイス

 

【デカヘッドドライバーの打ち方】

「大きいヘッドを打つときに注意しなくてはいけないのは、スイングプレーンです。とにかく真っ直ぐがいい。

今のクラブは、昔のクラブのように、ギア効果で、右や左へボールが出てからセンターへ戻るのは期待できません。だから、まっすぐ上げて、まっすぐ振り抜くことが大事です。」

藤田寛之のワンポイントアドバイス 写真